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68 3 文書の基本操作

のものを再利用できます.

プログラムは文書を開くときに,常に最新の文書を開こうとします. 通常は.tex文書がそれに該 当する訳ですが,何らかのトラブルで異常終了した場合は,拡張子が.dmp, .aut, .bakなどのファ イルを探して,それを開きます.

最新のファイルが.dmpファイルの場合,プログラムはオリジナルの.tex文書の代りに,この ファイルを開くことを確認するメッセージを表示します. 確認後,プログラムが.dmpファ イルを開くと,残りの.autファイルは破棄されます. そして.dmpファイルを保存すると, れを通常の.tex文書として保存します.

最新のファイルが.autファイルの場合,プログラムはオリジナルの.tex文書の代りに,この ファイルを開くことを確認するメッセージを表示します. 確認後,プログラムは.autファイ ルを開きます. そして.autファイルを保存すると,これを通常の.tex 文書として保存しま す. 逆に,そのまま.tex文書を開くと,プログラムは.autファイルを破棄します.

• .dmpファイルと.autファイルの両方とも存在しない場合,バックアップ作成のオプション を利用していれば,少し古くなりますが破損前の.bakファイルが存在します.バックアップ ファイルはオリジナル文書の一つ前の保存状態になっています. バックアップファイルを利 用する時は,予めその名前を変更し,拡張子を.texとして開きます. バックアップファイル を保存すると,通常の.tex拡張子を付けて保存されます.

1. ファイルメニューから終了を選択します. または

alt +F4とします. または

プログラムウィンドウのタイトルバーの左端のプログラムシンボルをダブルクリックしま す. または,クリックして閉じるを選択します.

または

プログラムウィンドウの右端にある閉じるボタン をクリックします.

2. 画面上の文書を保存していない場合,プログラムは保存を促す警告メッセージを表示しま す. 最新の状態を保存する場合は,はい,保存しない場合は,いいえ,をクリックします. または

文書にまだ名前を付けていない場合も,確認のメッセージが表示されます. 名前を付けて保 存する場合は,はい,文書を破棄する場合は,いいえ,をクリックします.

第 4 章

文字の入力

文書を開くとカーソルは操作画面の左上に自動的に配置されます. 新規文書を作成する場合は, そ の ま ま 文 字 入 力 を 開 始 し ま す. 既 存 の 文 書 を 編 集 す る 場 合 は 目 的 の 箇 所 に カ ー ソ ル を 移 動 し ます.

特殊な文字や記号であっても,基本的には普通のワープロソフトと同じ要領で入力します. マウ スやキーボードを使って目的の箇所に文字や数式を入力します. ナビツールを利用すると,目的の セクションを簡単に画面表示できます. この章では文字と特殊な記号の入力と編集,タグを使った 文字の強調と文章構造の組立て方法を解説します. 表の作成に関する詳細は第6画像と表の用 法”を参照してください.